インプラント治療に関連する上顎洞炎を考える3
2012/07/19
副鼻腔の基本構造について前回お話いたしました。
原因となる歯を抜去しても炎症がなかなか治らない、もしくは再発が繰り返される場合にはやむを得ず、上顎洞機能的手術を行うことになります。1980年代まで行われていたような「上顎洞根治術」は手術侵襲が大きいため現在は殆ど行われておりません。
上顎洞粘膜を極力残し、篩骨洞の狭窄を改善する「上顎洞機能手術」が行われています。
通常、手術後の経過は良好で、鼻漏や、膿汁の貯留、洞粘膜の肥厚なども起こらず、軽快に過ごせます。
原因となる歯を抜去しても炎症がなかなか治らない、もしくは再発が繰り返される場合にはやむを得ず、上顎洞機能的手術を行うことになります。1980年代まで行われていたような「上顎洞根治術」は手術侵襲が大きいため現在は殆ど行われておりません。
上顎洞粘膜を極力残し、篩骨洞の狭窄を改善する「上顎洞機能手術」が行われています。
通常、手術後の経過は良好で、鼻漏や、膿汁の貯留、洞粘膜の肥厚なども起こらず、軽快に過ごせます。